1985年、わたし17歳。
部活にしろ、勉強にしろ、中途半端で未来の自分が何をしたいのか、どうなりたいのか全く考えることはせず、短絡的に自分はどうなっているんだろう?と思いながら過ごしていた日々。
このころ画期的だったのが「夕焼けニャンニャン」それから「ビデオ」
この2つがそろえらる環境にある高校生(正確には家庭)はそんなに多くはなかった。
その1985年が冠についている本、「どれどれ」と手に取ってみた。
奇跡は主人公たちの高校が甲子園に出場するまでの物語を指すわけではないんだろうと推測しながら。
おニャン子の誰が好きとか嫌いとかから始まるこの物語、もっと軽いノリの内容なのかと思いきや。
この1985年ですら、いや、こういった時代だからこそ当事者にとって深刻なLGBT問題に直面するとは思わなかった。
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