2019年8月10日土曜日

鬼平犯科帳(4巻)

「おまさ」「大滝の五郎蔵」「舟形の宗平」
初登場。
池波正太郎による盗賊の女性描写はたまらなくエロティシズムに満ちている。
この巻きでも「おみね」がそう。

対して「おまさ」の描写はエロティシズムとは無縁。
おまさが登場する編、彼女は今で言う「性暴力」の餌食になっている。
しかしおまさの裸体やその行為を私は想像できにくい。

おまさを清野菜名(半分青いの裕子役のひと)あたりに演じさせたらいいかなあと思いながら。
おまさは30代のバツイチ子持ちだから年齢が合わないな。。
また別の脳内キャスティングしながら読んでみよう。

あ、酒井祐介は高橋光臣が浮かんでます。

鬼平犯科帳(3巻)

この3巻で初めて短編ではなく、中編っぽい「兇剣」が書かれている。

それよりも「盗法秘伝」で盗賊に加担する平蔵。
ユーモアを交えながら、肩肘張らずに読める。

3巻、いちばんの話は「むかしの男」
「忘れた。」の平蔵の一言。
女性なら一発ノックアウトで恋に落ちるわなあ。