2011年11月3日木曜日

ステキな金縛り

館内に同時に全ての観客の笑い声が響き渡る作品。
こんなにも観客が同じものを観て笑えるって、とても稀有な映画だと思います。
私の親世代がハマッて鑑賞していたクレージーキャッツの映画に通じるものがあるように感じます。
その理由は「エロ」も「グロ」もなく、健全に笑える。撮影の手法や技術は21世紀ですが、目に映るものは昭和チックなテイストでしたから。

深津絵里
テレビ放映されていた「踊る大捜査線」も「マジックアワー」もきちんとした状態で観たことがないので、あまり彼女がどういう役が似合うのか先入観がない状態で観た感想。
「ドタバタと走り回るドジな女性」をコケティッシュに演じさせると彼女の右に出るものはいないのかもしれませんね。
法廷内をスーツ姿の彼女の足捌きに連れのドタバタ感とドジッぷりに共通するものを感じていました。
例えば綾瀬はるかでもこの役はこなせるのだろうけど・・・愛くるしさという観点からすれば深津絵里に軍配を上げる人のほうが多いのでは

深田恭子(私、好きなんです)
ファミレスの店員さん役でご降臨。
「エロ」も「グロ」もない作品だと先に書きましたが、深キョンの胸の谷間は妖しい。
ま、エロというよりお色気ですけど。
三谷幸喜はコスプレマニアですねぇ(笑)

阿部寛、中井貴一、佐藤浩市も「皆さん、既に日本のactorのなかでは重鎮と呼ばれる存在なんだからそんなこと(タップダンス・犬と戯れる・時代劇の端役)」しちゃっていいんですかぁ!!
と、重たい役回りの重圧から開放されたがっているかのよう。

西田敏行
やりすぎでしょう(笑)


2004年に大河ドラマ「新選組!」で三谷幸喜の脚本の上手さに感服しましたので、そんな思い出の深い新選組!からのキャスティングが多くて、嬉しかったですね
山本耕史(土方歳三)
小日向文世(佐藤彦五郎)
戸田恵子(お登勢)
生瀬勝久(殿内義雄)
小林隆(井上源三郎)
阿南健治(宮川音五郎)

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