実の親子のよう イーストウッドは相手を引き立てる 稀有な才能の持ち主 主役にもなるし、周りの味を 引き出すこともできるから ベーコン俳優と呼ぼう |
邦題、人生の特等席、これは強引な邦題のつけ方だなぁって感じている
この原題には、2つの意味が込められているんじゃなかろうか。
まず1つ目
登場するベースボールチーム「グリズリーズ」のパワーヒッターが「変化球が不得手」だということ。
そして2つ目
父親ガス(C・イーストウッド)と娘ミッキー(A・アダムス)の人生の岐路を目の前にしてのぶつかり合い、選択するまでのぶつかり合い。
美人の中の美人というわけでは ないけれど エイミー・アダムスはいい表情見せます |
別に野球でなくても、サッカーでもラグビーでも剣道でもフェンシングでも問題ない。
私なりに邦題を考えてみたのだが「父と娘が迎えた分岐点」なんてのはどうだろう?
もうちょっと言葉を磨けば、語彙があればなぁ、素敵なタイトルになりそうなんだが。
ストーリーは、タイトル(いい加減にタイトルから離れようって思うのに)に相違して、直球な展開。
ご都合主義な面も見受けられるけれど(あれだけ忙しい娘が片手間に案件とスカウト活動を掛け持ちできていることとか、スラッガーが変化球にバットがかすりもしなくなるとか)、この展開が主題の外なんだから、別に目くじら立ててはいかんのです。
父と娘の愛情の物語なんだから。
寧ろ、どうして父と娘がすれ違うようになったのか?を丁寧に語って欲しかった。
序盤ではまるで噛み合わない二人の会話「弁護士が相手なら結婚したらいいじゃないか」という父。
娘は「結婚よりも仕事が優先なの、仕事は続けるの」と。
そんな二人が最後には、同じ言葉を言う。
この父にしてこの娘あり!!なシメにクスっと劇場は笑い声
イーストウッド、あるいは、ひょっとしたら「これが最後かも」って思いながら劇場に足を運んでる。
そういう人多いんじゃないだろうか。
我が国でも、大物俳優が天に召されるニュースが目につく。
80歳を迎えているイーストウッドだって...。
スクリーンの向こう側にいるイーストウッドはまだまだ矍鑠としていて、ホッとすることはするんだけれどね。
彼が妻の墓前で歌う「You Are My Sunshine」は妻に宛ててなのか?妻との愛の結晶である娘へ宛てたものなのか?
どちらにも宛てたものなんだろうけれど...。
懐かしい顔2つ。
チェルシー・ロスが出ていて、ニヤリ。
この人、「メジャーリーグ」で大ヴェテランのピッチャー演じてた人。
口元に特徴があるので覚えてた。
ロバート・パトリックも出ていた、ビックリ
この人「ターミネーター2」の敵役さん
あらあらまあまあ、すっかりシブいおじさまになっちゃって。
脚フェチのつぶやき
エイミー・アダムスのあんよはなかなかいいあんよだけど、好みのあんよではなかった。
ふくらはぎ、ヒラメ筋がキュッと締まりすぎ。
もうちょっとゆるゆるしたふくらはぎが好みなので。
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