2013年4月18日木曜日

ヤングブラッズ


「Youngbloods」
初出は「Cafe Bohemia」

大抵のLiveではマスト曲
現在のところ(そして恐らく未来も含めて)元春の最大スマッシュヒット曲
チャートを賑わせていたのは1985年〜86年
当時17歳、元春29歳(一回り上の年齢だから計算が簡単)
自身の中では佐野元春フィーバーが冷めていたこともあり、リアルタイムでの想い出は皆無に近い。
覚えているのは、部活の練習の合間に友人がヤングブラッズは国際青年年のテーマ曲で、コーラスで「アイワイワイ」と歌っているのは国際青年年の略「I(ntrenational)Y(outh)Y(ear)」なんだと蘊蓄を語ってくれた
今でもこれは真実なんだと刷り込まれている
いずれにせよ、17歳の私にはあまり響かなかった曲。

響き始めたのは就職してから。
何をしてもうまくいかなかったし、職を真剣に考えずに就いたことを後悔してばかりの日々
自信は喪失、意欲も喪失、そんな頃に奮い立たせるために聴いた。
Time Goes By…。
Years Go By………
それから20年超を過ぎて、今もなお、この曲を聴いては自分を奮い立たせる。
最近では「奮い立たせる」、だけではなく、「癒す」・「慰める」という効果ももたらしているように感じている。

私の中に「核」があるとすれば(あると願いたいところだ)、ヤングブラッズのフレーズにある
鋼のようなWisdom
輝き続けるFreedom
は、大きな形成要素。
具体的なフレーズではなく、分かりにくいフィロソフィカルなフレーズは、仕事の様々な場面で頭の中で響きわたる。
そして、恥ずかしながら、このフレーズは僕らの下の世代に伝えていきたい、と思案してしまう場面が出てきている。
過日のLiveで元春は言った「全てのものは受け継がれていく」と。
この感情もその類なんだろう。

2013年の年初にこの歌詞を心に刻んだ。
年初に決意みたいなものを掲げるというのは、自分にとってはあまり馴染みがない。
毎年年初に決意を語る輩には心中「そんなもん(意味ないぜ)」、って嘲っている。
そんな私にしては、珍しく4ヶ月を経過しようとしている今でも年初に掲げた決意を覚えていることが驚きに値する。

Liveでは色んなヴァージョンがあるし、Live Recordにもスローヴァージョンも収められている
「月と専制君主」でのヴァージョンは記憶に新しい。
原曲が最も自分の好みだ。
幾つものヴァージョンを聴いてみて、自分自身の胸にスッと入ってくる曲調









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