2013年4月4日木曜日

ローマ人の物語 5 ハンニバル戦記[下]

「ザマの会戦」までは文句無く面白い。
面白いというか、頭の中で様々な思い・考えが駆け回る。
知的好奇心を刺激されまくる。

ハンニバルとスピキオ。
天才と天才の駆け引きもワクワクさせられる。

ハンニバルとローマ首脳
天才と凡才(とは語弊があるけれど)の対決・駆け引きにも様々に空想を抱いて、凡才の集団が周知を集めて事に臨む姿に感じ入った。

超人がいて、超人と対決する凡人たち。
例えばどんな人たちが当てはまるのだろうか?ということを新幹線の中で空想してみたら、フッと。
1990年のサッカーW杯決勝西ドイツVSアルゼンチンのゲームを引き合いに出して考えてみた。
86年〜90年までのアルゼンチンサッカーは「ディエゴ・マラドーナ」という超人によって率いられたいた。
ハンニバル軍のよう。

一方、西ドイツはマラドーナ級のスーパースターは不在ではあるものの、マテウス、クリンスマン、フェラーなどといったスター級が揃っていた。
ローマのよう。

「団結」と「意思疎通」
ローマにあって、カルタゴになかったもの
西ドイツにあって、アルゼンチンになかったもの

尤も、ドイツはガリア人の末裔が多いから、この隠喩が適切なのかどうかは自信はないのだけれど、でもなんだかこの例えはイメージしやすいと思っている。

組織についても色々と考えさせられた。
過去に。現在に。そして未来に。あるいは夢に描く自分が所属している組織のことを。
Bestな状況を希求するのではなく、Betterな状況を作り上げてそこから更にBetterなものを見つけていけばいいのだ。

マケドニア、カルタゴの滅亡は必然か偶然か?
必然の偶然なのか?
偶然の必然なのか?
このテーマは歴史、地理愛好者としてはなかなかに好奇心溢れるテーマだ。
今のところ、後者「偶然の必然」派だ
だって、この本しか読んでいないのだから。

・心に留めた言葉たち

年齢が頑固にするのではない、成功が、頑固にする
(P22)

優れたリーダーとは、優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。
率いられていく人々に、自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人でもある。
持続する人間関係は必ず相互関係である。
(P53)

配属とは敵に敗れるよりも自分自身で敗れるものなのである。
(P170)






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