2013年10月31日木曜日

トランス

原題「TRANCE」

アカデミー賞受賞者ダニー・ボイル監督作

ロザリオ・ドーソン
この画像はイマイチだが、美人
後半での彼女の表情がきれかった
  なのに、公開期間がとても短い。
よくも悪くも、定時退社を自分に課して、平日に鑑賞を果たせた作品
働きバチみたいに働いてしまっている昨今の事情を鑑みれば、こういうことで定時退社したことはとても良かった。

以前に「127時間」でも書いたように、ダニー・ボイルが撮る青色はとても好きで、今作でもプールに映える水の色とか、深夜での道に映える黒みを帯びた青、堪能しまくった次第。
ロンドンオリンピックでも発揮したダニー・ボイルの色の表現の才能は私の感覚にピタリとハマった。

さて、今作
ジェームス・マカヴォイ
ウオンテッドで初めて出会ったので
未だにヘタレキャラに映ってしまう
トランスという単語から思い浮かぶのは、混乱・困惑といった頭の中が整理できなくなる状態のこと
どこまで、観客の脳みそを混乱させてくれるのやら?と期待しながら待ちかねていた作品。
ストーリー展開はあれよあれよと進んでいくし、人物相関図はジェームス・マカヴォイとヴァンサン・カッセル・ロザリオ・ドーソンの3人を追っていけばいい。

その3名の関係は前半と後半では、全くもって変わってしまう。
私、現時点でもこの3人の相関がターンしていくポイントだとか、どこまでが現実でどこまでが過去で、どこからが夢なのかチンプンカンプン状態のまま。

ヴァンサン・カッセル
しゃくれ気味の口元が生意気そうに映る
悪徳刑事の役とか観てみたい
是非とももう一度観賞したい作品なのに、もう公開は終わってしまった。
なんで、こんなに面白い作品をかくも早く公開満了としてしまうのか解せない。
興業成績だとか、興行元の事情とかあるんだろうが、もっと長く公開してくれ。



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