前3部作は映画館では未鑑賞、テレビでチラチラと鑑賞したことがある程度。
幼い頃(小学3年くらいかな)戦隊もの(ゴレンジャーとか)のつなぎとしてスパイダーマンが放映されていた。
大人のおじさん(とはいえ20代の若者の設定なんだろうが、小学3年にしてみれば20代はおじさんダ)の勧善懲悪もの。
そのスパイダーマンがプロトタイプの私にとって前作のスパイダーマンが普段は弱々しい草食男子という設定に馴染めなかったことも相まって、印象が薄い。
敵役のウイレム・デフォーに「えぇ!もうちょっとシリアスな映画に出たほうがいいんでないのー?」と思ったことぐらい。
今シリーズを観に行こうと思ったのは、
①スパイダーマンのスーツの質感がかっこいい
②予告編で観たスパイダーマン自身の目線でNYのビルや街を跳躍する
③主演の男の子の表情がイイ感じ
上記3ポイントに加えて、連れが「3Dで観てよかった」ということば。
さて、連れは「3Dだけ(楽しめばいい)、ストーリーはどうでもいいのよ」との談。
だが、私はいろいろと感じたのだ、別に感動というような大層なものではなく。
懐かしい学園ものとしての要素
舞台設定は(前作同様)高校。
遥か25年前に感じたトキメキを僅かに思い出す。
主人公と想われ人がめでたくキスをするシーンがあるのだが、初キスした事実ではなく、高校生の頃に大好きだった片思いの彼女とキスをすることになっていれば、こんな感じでキスしたいなぁ、と。
そして次に。ヒーローものとしての要素
高校生よりも遥かに時を遡り「仮面ライダー」に憧れていた幼児の頃の気持ちを思い出した。
男の子であれば、誰しも変身願望がある。
この作品の上映前には「アベンジャーズ」の予告も相乗効果(笑)
観ながら、変身願望が高まってしょうがなかった。
ウルトラマンではなく、仮面ライダーに憧れる理由が分かった。
それは「等身大」であるということだ。
「アベンジャーズ」でも惹かれるのは「アイアンマン」、巨大になる「ハルク」には魅力を感じない。
そこにリアルさを感じられるかどうか?その尺度が等身大なんだなぁ
ヒーローものですらリアリストな側面があるということか、クソッ!!(苦笑)
鑑賞動機でもあったのだが、主演のアンドリュー・ガーフィールドの表情が予想以上に良かった。
この人も「ソーシャルネットワーク」が出世作の人とのこと。今更ながら鑑賞に赴けなかったことが悔やまれる。
......それにしても、この人の表情はいい。
スパイダーマンでありながら、マスクをしている時間よりも外している時間のほうが長かったように思えるのだが、それは彼の表情を監督が求めたからなんだろうなぁ
ガールフレンドのグエインを演じた女の子(エマ・ストーン)も目元パッチリで好みのタイプだ。
ジョディ・フォスターに似ているかな。
現在23歳、うーん、淫行罪には問われないナ、よし(喜)
この作品の前に鑑賞した「崖っぷちの男」ではエド・ハリスが老けてしまっていたが、今作ではサリーフィールドもおばあちゃんになってしまってた。
可愛い甥っ子(ピーター)の秘密に気づきながら見守るしかない叔母さん役。
叔母さんと呼ぶには....もうちょい若づくりしたらいいのに。
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