2014年2月17日月曜日

ホビット 竜に奪われた王国

原題:「THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG」
14年鑑賞4作目

前作からほぼ1年後の公開で、楽しみに待っていた作品。
ただし。コスプレをしたり、あと○○日と勘定するほどまではない。

生まれて初めて試写会に当選した(応募したことを忘れていて、当選ハガキがポストで見つけたとき、誰のいたずらよ?と疑った。)
序盤では蜘蛛との闘いがあったのですが
それは夢の彼方に消えました
急流くだりのこのシーン。
わくわく・どきどきしちゃうのです
週の始めの月曜日にいろいろなしがらみをかなぐり捨てて試写会に赴く(貧乏性なだけ?ケチな性分なんだよな)
仕事でパソコンの画面で眼を酷使したうえで、3Dでのおよそ3時間の鑑賞はきつかった。
序盤の30分ぐらいは夢の中に消えてしまった...。

これは前作のときにも書いたのだけれども、RPG「ファイナルファンタジー」の初期の頃の世界観が余すことなく繰り広げられていて、懐かしさと共に鑑賞している自分がいる。
正確に言えば、この映画の元である原作をFFが模倣し、オリジナルの世界をゲームで演出しているんだけれど。
プロトタイプが人に与える影響の大きさに感じ入る。
前作ではビルボ・バギンスが堂々の主役だった印象が残っているのだけれど、今作ではトーリンが主役に就いている印象。
魔法使いが、岩窟で何かの呪文を唱える
ような場面がゲームの世界では常套シーン
この画像に胸が熱くなる、元ゲーマーな私
13人のドワーフたちがそれぞれに個性があり、鑑賞者の印象に残りやすいように設定されていて、前作のことを思い出す。
自分の頭にある記憶と目の前のスクリーンでてんやわんやしているドワーフたちの像がきちんと繋がっていく、一致していく。
この映画の製作者の皆さんに尊敬の念を抱かずにいられない。
いつぞや観た「スノーホワイト」の7人のこびととは大違いだ。

さて、RPGで言えば今作は中盤から終盤へ向かう過程の物語。
いよいよ最終章に向かって「さぁ!!」というところで今作はエンディング。
巨大なストレスを抱えながら、楽しみである。
でも、コスプレやあと○○日イベントには参加はしませんが(笑)

FFというより、ドラゴンクエストの竜の印象。
B・カンバーバッチ(ようやく名前憶えたゾ)が
声の主
竜とバギンスのシーンはもう少し短くても
いいな。
この映画、中学生が鑑賞するには早いのかなあ?高校生くらいの世代には鑑賞して欲しいなぁと願ってしまう。
ここで繰り広げられるドタバタチックなコメディ要素で幼少期を思い出してほしいし、語学力UPの一助にもなると思うのだ。

試写会で、本編開始前に流れたニュージーランド航空のコマーシャルfilmがとてもイカしているぜ
きっとロードショウでも流れていると思うのだけれど、こういう国を挙げて一つのファンタジーを国まるごとで築き上げていこうとする心意気に「あぁ、いいなぁ」と感激している。




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