公開前「第九地区」(斬新なアイディアで、映画史に残る秀作)の監督作という触れ込みを打っていた。
うーむ、「ニール・ブロムカンプ」という人名での触れ込みになるように、これからもせっせと鑑賞に行って応援していこうと考えている次第。
その「第九地区」ほどの衝撃度がないことは予告編でおおよその見当はついていて、寧ろそういうド定番なSF作品を楽しみたかったので、満足度は高い。
宇宙の見え方だとか、ドロイドの動き、主人公が纏う機械とか。
第九地区ではヘタレ 今作ではとことん悪 (気づくのに暫く時間がかかった) 芸達者へ邁進してくれ、コプリー |
貧富の差により、住む世界がかくも異なるのか、というのは「タイム(In Time)」の世界観に近い。
栄える者はとことん栄え、落ちぶれている者はどこにも救いがない。
そういえば、その昔ハマってプレイしたファイナルファンタジーの7作目もこの世界観に近い。
そして、こういう世界観を舞台にした仮想体験には、知らず知らずに心惹かれてしまう自分がいる。
格差の拡大は、グロバールで起きている事実であり、今のところ有効な手立ては見つかっていない。
初の悪役、という触れ込みだった ジョディ・フォスター 眼が綺麗だから、悪役に映ってこない 役柄もあって老け顔でした |
その一方で一旦富んでしまった者が「臭いものには蓋をしろ」よろしく、手段を選ばずに栄え続けていく事態に、貧しき智恵者が乾坤一擲の一撃を食らわす。
何をどうしても、心にヒットしてこない マット・デイモン 嫌いになれればいいのだが。 好悪の感情が起きない稀有な俳優 |
その後が「どうなるか?」なんてのを考えたりするのは無粋というもの。
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