原題「HUGO」
同じ月に観賞した「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に似通っているような作品
どこが似通っているかと言えば
・父親を失った少年が登場する
・その少年は父親が遺したものを父親の足跡を追い求める
・邦題が「どうなのよ?」とツッコミたくなる
ヒューゴは何も発明はしていないのだし.......
それに、ヒューゴではなく、カタカナで発音すれば「ユーゴー」だよねぇ
ブツクサ、いちゃもんはともかく。
予告編で感じさせてくれていたものは「少年向けのファンタジー」
作品を観て感じさせてくれたものは「大人向けのファンタジー」
この乖離幅の大きさに驚き、思わぬ感激を巻き起こしてくれる。
前者は主役ヒューゴの物語だと感じていたから、後者はパパジョルシュの物語を知ったから。
予告編で、パパジョルシュは登場してたかなぁ?
映画の技術は絶え間なく進歩している。
音声、白黒からカラーへ、特撮技術、そして3D
細かなことを書き出せば枚挙に暇がないことだろう。
どんなに技術が進歩しても、製作者に映画への愛がなければ只の凡作にしか成り得ないと。
そんなメッセージも込められているように感じる。
映画草莽期の作品が幾つか上映(?)される。
いずれも現在の技術からすれば稚拙なものに過ぎない、それでも当時の映画を鑑賞した人々の驚き、感激というものを間近に感じることができる。
多くの人々が映画館に足を運ぶの動機づけは「希望」を感じたいからかなぁ、と思う。
イザベラを演じたクロエ・グレース・モレッツがチャーミング。
「モールス」(←未鑑賞)のパッケージと同じ女の子だとはとても思えないほど、彼女の笑顔はチャーミング、なんとまぁキラキラと輝いていることか。
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