「NY ANNIVERSARY LIVE! BILLY JOEL: LIVE AT SHEA STADIUM-THE CONCERT-」
原曲に忠実な演奏で耳に馴染みやすい |
「ニード・フォー・スピード」を鑑賞しに行ったとき、「Billy Joel」の名前がポスターで目に入る。
中高生の多感な頃に最もよく聴いたミュージシャンの一人だ。
彼が紡ぐ歌詞はとても分かりやすい単語が並んでいて、歌詞カードを眺めているとおおよその意味が通じる。
鑑賞者の平均年齢はとても高くて、例えば鑑賞後にエレベーターで感想を言い合ってたのは老淑女お二人でした。
ライヴの模様をスクリーンで鑑賞するというのは、最近の映画業界の時流のひとつ。
鑑賞に赴いたのは佐野君の「No Damege」くらいしかないけど、観たいfilmは幾らもある。
ニューヨークメッツの本拠地シェイスタジアムで(恐らく)08年に開催されたもの。
ビリーの姿・形は80年代の頃とは大きく変わってしまって(横に大きく膨らんだ、髪が薄い)、うわー、声はどうなんだろう?って思っていたら、杞憂に過ぎなかった。
もう70歳くらいなんだろうに、声も若々しいしエネルギッシュだ。
ポールとの競演 もう言うことないっす! |
以下、鑑賞時に頭を過ぎった感想などを羅列しておく。
(1)ニューヨークはとてもオシャレだ、是非一度行きたい。
人生の一つの目標に置いてみようかと感じる(元春のVISITORSを製作した地でもあるし)
(2)「ララバイ」という曲に涙した
この曲は父が娘に与えた曲なんだろうけど、普遍的な詩が並んでいてフッと涙が出た。
(3)米国で愛される曲は日本人には深くは刺さらない
「わが心のニューヨーク」に、観客は大歓声をあげる、勿論日本人の私だって曲は分かるけど。
でも、住んでこそ!のシンパシーポイントがあるんだろうな。
(4)ピアノが上手で、それも観客の楽しみなんだなぁ
元春には悪いけど、元春のギターソロに対しての観客の思いは「元春、よかったねえ」って温かい眼差しで迎え入れてあげる心境
ビリーのピアノは、聴かなきゃ!って思わせてしまうマジックがある。
(5)英語、勉強したいな
学生時代もっとも得意だった科目の英語、彼が歌う英語はとてもわかりやすくて字幕(歌詞)を追いかけながら口ずさめるし、意味も概ねわかるけど。
読解力、単語力の衰えはどうにもならないや、もう一回英語力を養ってみたい。
(6)We Didn't Start The Fire、やっぱ天才だわ
人名と事件を羅列しただけの曲なのにねー。
ノリノリで歌ったよ。
などなど。
冒頭にも書いたように、多感な中高生の頃の甘酸っぱい思い出も幾つも思い出されて(文化祭とか、片思いとか、カセットテープとか)懐かしい。
懐かしさだけに浸らず、普遍的な歌詞にも大きなパワーを頂戴しました。
前日までの研修出張だとか、休日返上して軽くワークをしてしまった自分への不機嫌さとか、そういうネガティブな気持ちを幾つか抱えながら鑑賞に赴いた。
他にも鑑賞したい作品は多く、上映時刻ギリギリに飛び込んで鑑賞した。
このfilmを選択して正解だったと思う。
「音楽は力」、心からそう感じた。
次はBON JOVIがあるので、それも鑑賞してみようかと考えている
(昨冬の大阪ドームLIVEは、不完全燃焼だったしな)
そういや、ビリーもボンジョビも「My Life」をテーマにした名曲がある
その違いがどう僕の胸に響くのだろう?
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