うつけ者、織田信雄 ああ、猪狩りが観たかった |
が、最大の楽しみ。
本当に残念なことに、猪狩りは登場せず、かけっこ対決に替えられてしまい、残念至極もここに極まれり。
まぁ、原作のはちゃめちゃな猪狩り(何せ、猪が自分の気持ちを語る)を映像化できるなんて芸当はどなたであれ、できませんし。
織田信雄(妻夫木聡)の馬鹿っぷりの残像を噛み締めながら、再び原作を読み返せばゲラゲラ笑いながら読めることだろう。
妻夫木クン、とことん馬鹿になりきってくれてありがとう!
原作では、登場人物の個性がイマイチ不明瞭だったものが、映画で明瞭になった。
偏屈者、織田信包 彼をここまで表舞台に出してきた 三谷さんの慧眼には恐れ入る |
前田利家(浅野忠信)は徹底したダンディぶり
織田信包(伊勢谷友介)は徹底した変わり者
上の三人、「徹底した」と書いたとおり、どこまでもその個性を極めさせていた。
反対にねね(中谷美紀)の描き方には異論あり、です。
原作では、夫秀吉の膨張していく彼の野心に気づき、苦悩する姿も伺えた
ねねというフィルターを通して羽柴秀吉の野心を感じ取ることができたのだから。
映画では、恋女房、賢妻にしか映らなかったのは残念
うーん、ねねが陽気に過ぎる |
映画の展開と、私の気分とがお市の描写にピタリとハマったんだろうとは思う。
兄の部下によって、夫と息子を殺された身
その怨念たたるや、凄まじいものがあったんだ。
この事実に三谷幸喜は柱を建てた。
この大黒柱から物語を展開させたのだから、清須会議そのものよりもお市と秀吉の関係をもっとえぐり出して欲しいところ。
そうなると、きっとR15とかにせざるを得なくなる描写が出てくるんだろうけど。
ポルノティック、サディスティック。そういった類ですね。
ホラーサスペンス作品に仕上がっちゃうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿