2013年2月10日日曜日

テッド

原題「TED」
可愛いテディベアが年齢を重ね、ちょい悪オヤジになる
その発想に脱帽

下ネタがとても多い。
カップルで鑑賞している人たち、既に「そういう」関係に発展しているならば、笑えるだろうけど。
エチュード段階のカップルは笑えないし(笑えても“苦笑”)、ともすればヒくだろう。
願わくばエチュード段階のカップルが事前に情報を正しく得てからスクリーンに赴いて欲しいと願う。
R18と年齢制限を設けるくらいなら、映倫は「恋人発展度」にも規制をかけたらよかろうに(笑)

下ネタと同じ数ほど80年代から00年代にかけての映画や文化へのリスペクト、オマージュ、アフェクションに溢れている。
予想以上にこの映画がヒットしているのはテッドの設定だけでなく、むしろリスペクトなどといった類を感じたい人が多いからなんではなかろうか?と思う。

このところ日を追うごとに色んな規制が強まっていく一方だ。
同じようにコンプライアンスも強まっていく一方だ。
セクハラ・パワハラ・モラハラ、どれも「してはいけない」ことばかり増えていく。
職場にミニスカートを履いてくる女性にパンツが見えそうと言えば「セクハラ」だと言われる
表示されているよりも少ない容量で供していたということで大手コーヒーチェーン店は容量を確認するマニュアルが増えている
賞味期限を過ぎると責任回避のために廃棄される食品

そういったありとあらゆることが規定され規制されて生活していることにみんな疲れているんじゃないだろうか?
心に感じたことをストレイトに口に出し、無意味な規制とサヨナラする
この映画には他人を肌と肌で伝える感情に溢れている。







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