19年、15作目。
「午前十時の映画祭」、初体験。
安価で絶対的名作が鑑賞できる。
今年が最後らしいけれど、今後も継続してほしいと思います。
NetflixとかHULUとかおうちのテレビで鑑賞できる映画が今後の鑑賞文化になっていくのかもしれませんが。
映画館に足を運び、館内が暗くなり、知らないひとたちと同じ作品を鑑賞する。
いい文化だと思います。
そこでロマンスもある(あった)ひとも多かったろうし。
今中居くんが主演していたドラマが鑑賞の発露。
2年前に原作も読んだ。
原作の犯人は今作よりももっと冷酷な印象。
主役どころの役者よりも、犯人の父加藤嘉、犯人の子供時代を演じた方の表情がとてもよかった。
表情の行きつくところ、「目」
後半、音楽を背景に父子がさすらってきた数年がセリフなしで展開していく。
言葉が発せられないことが、却ってこの父子が受けてきた苦難が訴えかけてくる哀しみが切実だった。
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