19年、16作目
スティングはずいぶん以前にBSで放送されたのを鑑賞したことがある。
愚かにもそのときはうたた寝しながら鑑賞したので結末の「とどめの一撃」(TheSTING)がちんぷんかんぷんだった。
機会があればこの作品をもういちど鑑賞したいと思いながら時間ばかりが経過していた。
レンタル屋さんや、オンデマンドでいつでも鑑賞できると思うと却って鑑賞する機会が失われていく。そんなものかもしれません。
この作品も前述の「砂の器」同様、午前十時の映画祭のラインナップにあることを確認して、いそいそと鑑賞に繰り出した。
「さらば愛しきアウトロー」でお別れしたはずのロバート・レッドフォードにスクリーンで再会できて(しかも彼はいつの間にかわたより若くなってやがる!)嬉しい限り。
ポール・ニューマンもわたしより若い、なんかズルい・・・笑
映画館で集中して鑑賞すると、この作品の大きな展開である騙しあいがよく頭に入ってきた。
「ああ、なるほど、こいつはあいつを騙そうとしてるんだなあ。」と。
しかし。
ターンぐポイントとなる「転」の騙しあいは伏線が張られていないので「ええええっ!」となる。
いやそこから先が最後の「STING」に転がり続けていく。
まさしく「うひゃあ」もの。
BSでうたた寝ながら鑑賞では「?」だったクライマックス、館内で(脳内では)スタンディングオベーションをささげたわたくし。
音楽も小気味よく。
この作品のテーマ曲、昔から何度も聴いていたあのメロディなのね。
タイトルは「エンターティナー」
また映画館に鑑賞に行きたいと思う。
だから午前十時の映画祭、来年度以降も継続しておくれ!!!
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