2012年3月28日水曜日

ドラゴン・タトゥーの女

原題「The Girl with the Dragon Tattoo」

率直な感想
①眠かった
②長かった
③難しかった
序盤にあっさりと睡眠に陥ってしまい、主人公2人の相関を理解せぬままの中盤、クライマックスと観賞してしまった。
よって観賞直後も、そして鑑賞から1ヶ月を経過した今でも「これ」といった感想も出てこないままでいるし、この映画を観賞した自分なりの「核」なるものを見つけることもできずにいる。
幾人の今作のレビューを拝読しても「難しかった」というものが異口同音に語られており、原作を読まなければ楽しめないような仕上がりになっているんだろうな、と思う。

今作が如何に難しかったかというエピソードがあるので、紹介しておきたい。
このエピソードは映画ファンにとっては不愉快極まりないのだが。
私の右前方に腰掛けた20台のカップル
序盤、おしゃべり仕出す。
中盤
オトコが携帯電話を出してメールチェックを仕出す(メール着信していないにも関わらず、わざわざチェックしやがった)
それも1度や2度ではない。多分5回はやりやがった。
同様にオンナも携帯を操作し始める
約30分後にオトコ、何かをオンナに言い残し退場
それから更に20分後にオンナ、退場

これまで鑑賞マナーを守らない愚物は何人も見かけた。
だが、こやつらは史上最凶のバカップルだ。
つまりデートで「とりあえず映画でも」レベルの人が鑑賞してはならない作品。
このバカップルに私がどれだけ心の中で罵詈雑言を浴びせていたのかはご想像にお任せする。

序盤の眠りも要因だが、このバカップルの存在も今作を理解でいなかった要因。

作品について、少し思い出してきた。
北欧版「犬神家の一族」とでも例えればいいのだろうか。
空気が乾燥し、寒々しい映像が強烈に印象に残っている。

また、フィンチャー監督の「ソーシャルネットワーク」は未鑑賞なことに後悔することが多い。
今作の「ルーニー・マーラー」しかり、タイムの「ジャスティン・ティンバーレイク」など、ソーシャルネットワークが出世作になっている演じ手がこれから以降もどんどん現れるようだし。




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