2012年3月20日火曜日

ヤッターマン

2月にテレビでオンエアされたものを観賞

今作はドロンジョ様ファンのドロンジョ様ファンによるドロンジョ様ファンのための映画だ。
だって、主役ヤッターマンの変身のシーンを見れば分かる。
主役の見せ所にも関わらず淡白でサラッと流している。
悪役が映えるからこそ、ヒーローは成立する

昭和50年代、当時小学校低学年の男子にとってオトナのオンナを感じさせてくれるオンナはブラウン管の向こう側にいた。
田舎の街に生まれ育った私の目には商店街を闊歩する主婦らは対象外だし、自転車に載ってスカートをヒラヒラさせて通学している女子高生にもオトナの色気を感じることはできなかった。
だが、毎週土曜日の18:00に会えるそのオンナにはパーフェクトなオトナのオンナだ。
彼女の名、「ドロンジョ」
部下ボヤッキーがドロンジョ様のおっぱいを触るシーンには激しい羨望を覚えた。

★容姿
パックリ開いた胸元
つやつや、ぬれぬれとしている唇
スラリとした白い足
コスチュームは黒と赤
イケナイオンナの要素たっぷりだ。

★性格
部下にはどこまでも「S」で臨む
上司ドクロベエには限りなく「M」で虐げられる

★所作
煙管で吹かす煙草、そこに漂うダークさ、ダーティさな一面
ドッキリビックリメカの活躍に子供のように無邪気に喜ぶ一面
時折見せる弱者へのいたわり、母性的な一面

ここまで書いてきた全てのドロンジョを深田恭子が演じてくれた。
今でも深キョンと呼ばれるほど彼女のキャラクターはロリータがベースにある。
「下妻物語」や「アリスインワンダーランド」(吹替)でも深キョンのロリータ度は実証されている。
プロポーションだって下脹れの幼児体型に映るし、オトナのオンナの艶っぽさは到底叶わぬことだろうと、タカをくくっていた。
完全に裏切られた。
大画面テレビで観賞したにも関わらず、もっと大きなスクリーンで観賞すべきだったと後悔の念を禁じ得なかった。
ありきたりなアダルトビデオが足下にも及ばないほどのエロティシズム
過激さがウリのアダルトサイト動画にはありえないエレガンス
40歳を過ぎて多種多様な猥褻なモノを見聞きしてきたけれど、いきつくところオトコが望むオンナの理想を姿にすればドロンジョ

ティーンネイジにも満たない世代が深キョンのドロンジョを観てまだ毛も生えていない秘所を大きくして、もじもじしていてほしいと願う。
そしたら、オトナのオンナにコーフンすることはオトコの本能だから動じるな、と、声をかけたい。

イケナイことが幾つか表現されている
①起きてはいけないことが発生したと言って、看板「パチンコ」の「パ」が外れてしまう
②救出された博士の娘がヤッターマン2号に対し「ありがとう2号さん」と「さん」づけで呼んでんにゃんにゃした会話
こんなイケナイことが現代よりもずっと身近にあった昭和50年代に思いを馳せてしまう。
本屋にはエロ漫画が堂々と並び、ポルノ映画の上映ポスターが街に貼り出されていた。
あの当時の頃も発生はしていたのだろうが、深刻な性犯罪は少なかったように感じるのは錯覚なのか、私が無知なのか。

グダグダ書いたが、深キョン、サイコー!!!

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