ウイルよりもロビーを際立たせる作品 |
ヤバいなあ、と思ったら案の定クライマックス手前で陥落。。。
気持ちよく寝てしまった作品。
映画も小説同様「起承転結」を求めてしまう(当たり前だけど)けれど、起から承へ展開するときには、観客を「お!」っと感じさせるシーンがあればその世界に惹きこまれるもの。
この作品には、その「お!」っと感じさせるエッセンスがあまりに弱かった。
(翻って言えばオーソドックスな作品とも言い換えられるけれど)
FOCUSと言いながら、登場人物にはFOCUSが合ってないように感じたのは僕だけではなかろうかと思う。
ブロンドのマーゴット・ロビー嬢は好みの顔しているけれど、目からほとばしる力(色気だったり狂気だったり訴えてくる力)を感じ取ることはできなかった。
このゆるーいコメディクライムアクションで判断するわけにもいかないだろうから(ウルフ・オブ・ウォールストリートは未見なので。。。)次の作品での目力に期待。
ウイル・スミスは、うーん。今のままでは旬を通り越したタケノコみたいになっちゃうよなあ。